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他人事ではないチェルノブイリ原発事故。 - 2017.09.21 Thu

ウクライナ、キエフの北方約135kmに位置する町、


【チェルノブイリ】







この町の名前を聞いて思い浮かべるものは、
おそらく誰もが同じだと思います。




『チェルノブイリ原子力発電所事故』




1986年4月26日1時23分、
ソビエト連邦(現:ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所4号炉で起きた原子力事故。


後に決められた国際原子力事象評価尺度(INES) において最悪のレベル7(深刻な事故)に分類された、


世界で最大の原子力発電所事故の一つである。(wikipediaより)


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原発の事故と言ったら、
日本人の私達からするともはやもう他人事ではありません。



キエフからは実際にチェルノブイリ原発へ行くツアーなども遂行されているのですが、
料金が100USドルぐらいと少々お高めだったので断念した私達。



しかしキエフの街の中心地にチェルノブイリ原発事故に関することが学べる博物館があるということで、
そちらの方には足を運んでまいりました。



【ウクライナ国立チェルノブイリ博物館】





チェルノブイリ原発事故から6周年に当たる1992年4月26日に開設されたこの博物館。

・入場料10フリブニャ(約40円)
・オーディオガイド50フリブニャ(約200円)





オーディオガイドは日本語もあって、
かなり詳しく説明を聞くことが出来ます。




博物館の中に入るとまず私達の目に飛び込んできたのが、

天井に吊るされた沢山の町の名前が書かれたプラカードと、その間を泳ぐように飾られた日本の鯉のぼり。









このプラカードの裏側を見ると、、、



赤い斜線で町の名前が消されています。



つまりこれは、チェルノブイリ原発事故によって人が住むことの出来なくなった町の名前



当然ながら事故から30年経った今現在もです。



想像していたよりもその数が多くて衝撃を受けた私。
これらの町に住んでいた人全員が故郷を失ったということなのですね。



そしてやはり2011年3月11日に起きた、
日本の福島原発事故へも思いをはせるような意味合いで、日本の鯉のぼりも飾られているんだと思います。




チェルノブイリ博物館は二階建てになっていて、原発事故に関する資料は主に二階に展示されています。



事故が起きた時刻、1時23分で止まったままの時計。



2階の展示室では、事故に関する様々な資料と共に、
沢山のの写真もびっしりと展示されています。



事故当時、そして事故後の応急処置や放射能の除染作業に携わった人々の写真。

原発作業員だけではなく、駆け付けた消防士、放射能を浴びた人々の処置を行った医師など、様々な人達が私の想像には及ばない程のその後の大変な作業に携わっていたそうです。



そしてその中でも写真に黄色と赤色のマークが付けられている人が沢山います。





これらの人達は、原発事故処理による重度の放射線障害によりその後亡くなられた人達。


こういった作業に従事された方々の半数以上は、その後亡くなられた、もしくは身体障害者となってしまったそうです。




こちらはチェルノブイリ原発事故の様子を再現した模型。



事故前。




爆発時。




事故後。



完成当時は“事故など絶対に起こるはずがない”と、国は自信に満ち溢れていたそうです。



しかしやっぱり、この世に絶対なんて事はないんだということですね。




私がこの博物館を訪れて一番衝撃だったのが、



事故が起きた後もしばらくは、
国がその詳細をほとんど国民に隠していたということ。



事故が起きた翌日のソ連の新聞。



オレンジ色で囲われたほんの小さなスペース。
新聞の一面でもおかしくないようなこんなに重大な事故の詳細が、この小さなスペースだけで報道されていたんだそうです。



なので事故が起こったその翌日でも、
その近辺で暮らしている人々に危機感はほとんどなかったんだとか。



事故が発生して3日が過ぎ、
ようやく30km圏内に住む住民十数万人に避難勧告が出され、トラックで他の街へと移送された人々。



その時もまだ、住民達はすぐに戻って来れると思っており、必要最低限の荷物しか持たずに出てきた人も沢山いたそうです。



しかしその人々が再び生まれ育った故郷で暮らせる日は、二度と戻ってはきませんでした。



原発事故での正確な被害者の数を測定する事は物理的に難しいそうなんですが、
この事故直後から甲状腺に異常を訴える人の数が急増しているそうです。



国や政府が早急に事態を国民に知らせていれば、被害はもう少し抑えることが出来たかもしれないのに・・。




植物は放射能を吸収しやすいそうで、
元々緑色だった葉が大量の放射能を吸収したことによって赤色に変色した木。





原発事故の後は奇形で生まれてくる動物も沢山いたそうです。



そしてそれは動物だけではなく、
人間も・・。




こちらの地図では、
世界中で今現在稼働している原子力発電所の位置が示されています。



こうやって見ると・・

日本の原発の多さに驚かされます!


そんなに大きな国ではないのに、
一国だけで何ヶ所原発があるんや((((;゚Д゚))))




原発を停止させておくのにも莫大な費用が掛かるという話も聞いたことがあるので、
「危ないからじゃ~すぐに停めよう」とかいう簡単な問題ではないのかもしれませんが、



やっぱりこの博物館を訪れて、
この惨事を目の当たりにすると心から原発に賛成することは難しいですよね・・。




旅中に出会った福島県出身の男の子は、
実際にチェルノブイリツアーにも参加したそうで、
廃墟と化した町並みを目にし、
未来の福島を見ているようで悲しくなったと言っていました。




博物館の一階部分は全て、
福島を追悼する展示物が飾られていました。








この博物館で見る物全てに、
日本で起こった出来事とリンクさせて見てしまいます。



初めは国民に詳細を隠していたソ連ですが、その6年後にはこうやって博物館を造り、過去の過ちを教訓に変えようしている。



福島の事故からも今年で丸6年が経ちました。



日本ではどれぐらいの情報が公開されているんだろうか?





今まで正直原発の事についても、
漠然としか意識を向けれていませんでしたが、



やっぱりここを訪れたことによって相方さんともかなりこのことについて話し合うことも出来たし、



同じ宿の日本人や外国人とも意見を交換する事が出来てとてもいいきっかけになったと思います。



過去の過ちをどう教訓に変えていけるのか。



もはや他人事ではなくなってしまったこの大変な出来事について、一人一人が考えてみる事がとても大事な事なのかなと思います。








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草原の中に立つ息子ジャンの姿

草原の中に立つ息子ジャンの姿。速筆的な筆触で描写される柔らかい陽光の射し込むブゾンの草原は輝きを帯びているかのように明瞭で、水平が強調される安定的で単純な画面構成ながら豊かな詩情的雰囲気を醸し出している。


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Author:AYUKA
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